飛行機に乗る際、充電コードやモバイルバッテリーをどう扱うべきか迷ったことはありませんか？
特にモバイルバッテリーはリチウムイオン電池を使用しており、預け荷物にはできません。
事前にルールを確認しておくことが大切です。
本記事では、充電コードやモバイルバッテリーを飛行機に持ち込む際の安全な方法と、航空会社別の規制について詳しく解説していきます。
充電コードやモバイルバッテリーなどの持ち込みのルールを解説
飛行機に充電コードやモバイルバッテリーを預け荷物にできるかどうか、疑問に思う方は多いでしょう。
特にモバイルバッテリーはリチウムイオン電池を使用しているため、安全のために厳しい規制があります。
ここでは、充電コードやモバイルバッテリーの預け入れや持ち込みに関する基本的なルールについて詳しく解説します。
充電コードは預け荷物にできるのか？
充電コードはバッテリーを含まないため、基本的には預け荷物として問題ありません。
ただし、長いコードやデリケートな素材で作られている場合、破損のリスクがあります。
なので、保護ケースに入れておくと安心ですね。
荷物室では圧力や衝撃が加わることもあるため、コードが絡まらないようにしっかりと収納しておくことが大切です。
また、手荷物として持ち込む場合は、機内で使いやすい長さのコードを選ぶと便利です。
最近では耐久性が高い素材を使用した充電コードも多く販売されていますので、こうしたコードを選ぶのもおすすめです。
モバイルバッテリーは必ず手荷物で！預け入れは不可
モバイルバッテリーはリチウムイオン電池を内蔵しているため、預け荷物としては許可されていません。
そのため、必ず手荷物として持ち込む必要があります。
預け荷物に入れた場合、発火やショートの危険があるため、手荷物で持ち込むことが義務付けられています。
また、モバイルバッテリーを手荷物として持ち込む際は、他の金属製品との接触を避けるため、短絡防止措置を講じることが重要です。
専用のケースやジップロックを使用して、安全に保管しましょう。
モバイルバッテリーの容量制限と持ち込める個数のルール
モバイルバッテリーの容量と個数には、飛行機内に持ち込む際に厳しい規制があります。
この規制は安全性を保つために重要で、規定を守らないと持ち込みが拒否される可能性があります。
ここでは、バッテリーの容量や個数制限について詳しく解説します。
容量制限：160Wh以下なら持ち込み可能
モバイルバッテリーは160Wh以下であれば、基本的に問題なく飛行機に持ち込むことができます。
多くの市販されているモバイルバッテリーはこの範囲内に収まっているため、普段使用しているものであれば安心ですね。
ただし、特に大容量のバッテリーを持ち込む場合は、事前に容量を確認する必要があります。
バッテリーに記載されているmAh（ミリアンペア時）と電圧（V）を使い、公式「Wh = mAh × 電圧 ÷ 1000」で容量を算出できます。
個数制限：100Wh以下は無制限、160Wh以下は2個まで
100Wh以下のモバイルバッテリーは、個数制限がなく、無制限で持ち込むことができます。
そのため、複数のデバイスを同時に使用する場合でも、安心してバッテリーを持ち込めます。
一方、160Wh以下のバッテリーについては、持ち込める個数が2個までと定められています。
このルールを守らないと、バッテリーの持ち込みが制限される場合があります。
ANA、JAL、LCCのモバイルバッテリー・充電器の持ち込み規制比較
航空会社ごとにモバイルバッテリーや充電器の持ち込みルールが若干異なる場合があります
。また、国内線と国際線でも規制が異なることがあるため、事前に確認することが大切です。
ここでは、ANA、JAL、LCCの主要な航空会社ごとの持ち込み規制について詳しく比較していきます。
ANA・JALの持ち込みルール
ANAやJALでは、100Wh以下のモバイルバッテリーについては、個数制限なく持ち込むことが可能です。
また、160Wh以下のバッテリーは2個までの制限があります。
国内線・国際線ともにこのルールは共通しており、規定内であれば安全に飛行機に持ち込むことができます。
リチウム電池を含む電子機器や充電器も同様のルールが適用されますので、安心して利用できますね。
LCC（Peach、Jetstarなど）の持ち込みルール
LCC（格安航空会社）では、ANAやJALと同じく、100Wh以下のモバイルバッテリーは無制限で持ち込むことができます。
一方で、160Wh以下のバッテリーは2個までの制限があります。
しかし、LCCでは航空会社ごとにルールが異なることもあるため、事前に確認が必要です。
特に、事前承認が必要な場合もあるので、フライト前に確認しておくことが重要です。
安全にモバイルバッテリーを持ち込むためのポイント
モバイルバッテリーを安全に飛行機に持ち込むためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
特にバッテリーの短絡防止や、飛行機内での充電方法に注意することが求められます。
ここでは、飛行機でモバイルバッテリーを安全に使用するための具体的な対策について説明します。
短絡防止のための準備
モバイルバッテリーを持ち込む際に最も重要なのが、短絡防止の準備です。
短絡が起こると、発火や故障の原因となるため、十分な対策が必要です。
モバイルバッテリーは金属製のアイテムと接触することでショートする可能性があるため、専用のケースに入れるか、ジップロックなどに収納しておくことをおすすめします。
飛行機内の充電設備を確認しておこう
最近では、多くの航空会社で飛行機内にUSBポートやコンセントが設置されています。
そのため、モバイルバッテリーを使用しなくても、直接デバイスを充電できることがあります。
一部の飛行機には電源がないこともあるため、事前に航空会社やフライトの機種を調べ、必要に応じてモバイルバッテリーを持ち込むと、安心して旅が楽しめます。
まとめ：飛行機で充電アイテムを持ち込む際に知っておくべきルール
飛行機に充電コードやモバイルバッテリーを持ち込む際には、必ず規制に従うことが求められます。
モバイルバッテリーの容量や個数の制限を守り、安全に持ち込むための準備を忘れずに行いましょう。
また、航空会社ごとの持ち込みルールを事前に確認し、短絡防止の準備も万全にしておくことが大切です。
特に、LCCを利用する場合は追加料金や荷物の制限に注意し、手荷物をしっかりと管理してください。
今回ご紹介したポイントを参考に、安心してフライトを楽しみながら、デバイスの充電が途切れないよう準備しておくと良いですね。
安全で快適な空の旅を楽しむためにも、飛行機での充電アイテムの持ち込みルールをしっかり把握して、準備万端で旅に出かけましょう！
